透明感のある飴色の釉薬。貫入や垂れ具合がいい感じです。
陶磁器の産地、岐阜県美濃地方で活躍する作家さんがろくろで1点づつ心を込めて丁寧に制作したカップ。模様も1点づつ手で描かれた、一つの制作にたいへん手間のかかった作品です。完全手づくりの土ものならではの風合いは使い込む程に愛着が増してきます。
作者からのコメント:こちらの商品はお客様の”この小鉢に蓋があったら良いのにな”という声から生まれました。
クッキーやお漬物など、一度に食べきらずに少しの間保存しておきたい時に使いたいから、ということでした。
ラップなどでは味気ないですが、可愛らしい蓋があればテーブルの上に出したままでも素敵です。
木製品の蓋は、陶器同士や陶器と金属製品の組み合わせとは違い、擦れ合う音に不快感がなく安心して使用できます。
小鉢に合わせて、一つずつ寸法を合わせて削り出しています。
ただし、密閉するものではありませんので、食品を長期間保存するのには向きません。
作品は1点毎にmarveオリジナルのパッケージ(箱詰め)でお届けします。プレゼントやギフトにも是非ご利用下さい。
→marveの作家ものテーブルウェアについてはこちらもご覧下さい。貫入(かんにゅう)について
この器の表面には細かなひび状の模様がありますが、これは貫入と呼ばれる素地と釉 (うわぐすり) の膨張率の差などによって出来る模様です。作家もの陶磁器においては観賞時の重要なポイントにもなっています。
■ご使用上の注意◎ハンドメイドのため形状や色合いなどが1点毎に微妙に異なります。
◎釉薬の特性上、細かな気泡(ピンホール)が灰白色部分に見られますが異常ではありません。
◎初めてご使用になる前に、米のとぎ汁を使って15分ほど煮沸し、貫入部分にとぎ汁の成分を入り込ませることにより、器が汚れにくくなります。
◎直火、電子レンジ、食洗機の使用に対応しておりません。
◎ご使用後は、綺麗に洗い、よく乾燥させてから収納して下さい。
作者 柴田サヤカ1974年 岐阜県 生まれ
2004年 愛知県立窯業高等技術専門校 陶磁器製造科卒
現在、岐阜県土岐市 在住。