肌触りの良い独自調合の釉薬と、手取りの良いロクロが特徴White series。平らな底面、浅く広い形、高めの高台が特徴の碗です。多用途に使いやすい皿に近い形にしつつ、「盛る」「持つ」「口を付ける」をスムーズに行えるようにしました。Lはボリュームのあるおかずを盛ったり、丼にちょうどいいサイズです。
碗には、器を持つ、という特有の機能があります。それは器の本来の役割「手で扱えない食べ物をすくう道具」の象徴として、食卓演出を超えた道具としての魅力があり、多くの日本固有の文化を育みました。今の日々の暮らしの中では主に飯椀、汁碗、丼などとして使われることが多い碗ですが、多様化する日本の食生活にもかかわらず用途が限定される傾向があります。碗の魅力を掘り出し、今の暮らしの中でもっと自由に使う。料理を選ばない白いお碗、様々なカトラリー、エスニック料理、和菓子、、、道具としての器を見直す機会になれば嬉しいです。
岐阜県土岐市の工房で作家さんが1点づつ心を込めて丁寧に制作した器。完全手づくりの土ものならではの風合いは使い込む程に愛着が増してきます。
作品は1点毎にmarveオリジナルのパッケージ(箱詰め)でお届けします。プレゼントやギフトにも是非ご利用下さい。
▼SUZUGAMAの器についてはこちらもご覧下さい。
■ご使用上の注意
◎ハンドメイドのため形状や色合いなどが1点毎に微妙に異なります。
◎釉薬の特性上、細かな気泡(ピンホール)が見られますが異常ではありません。
◎天然原料の釉薬を使用している為、作品の特性として鉄分の斑点があります。
◎電子レンジ、食器洗浄器は使用出来ます。
◎ご使用後は、綺麗に洗い、よく乾燥させてから収納して下さい。
SUZUGAMA(スズガマ)(鈴原嵩・佐藤千恵)
白い食器を夫婦で作っている、岐阜県土岐市の小さな食器工房です。
食器は料理を盛る道具にすぎませんが、毎日口を付け、手に触れる器だからこそ、少しの変化がこころを動かしていく。わたしたちはそう考えています。
食卓から、次の暮らしを。
鈴原嵩 Takashi Suzuhara
1985年 広島県生まれ
2010年 愛知県立芸術大学陶磁専攻卒業
2010年 陶芸家・大泉讃氏に師事
2012年 現在地にて築窯
2013年 鈴窯を設立
佐藤千恵 Chie Sato
1985年 熊本県生まれ
2012年 愛知県立芸術大学大学院卒業
2012年 デザイナー(陶磁器メーカー)
2015年 鈴窯に参加