真っ赤な大きなお鼻に赤い帽子、柔らかな天然のひつじの毛でできたもじゃもじゃ髭が可愛いトムテ人形。フィンランドのどこかから、ひょっこりとプレゼントを持って出てきてくれそうな愛らしさ。玄関や棚の上にちょこんと置くだけで、クリスマスを盛り上げてくれる素敵なアイテムです。
トムテ人形
北欧のクリスマスに欠かせないのは、顔が隠れるほどのもじゃもじゃのひげで帽子を目深にかぶった一風変わった「トムテ」の存在です。元々は北欧の民話に登場する森の妖精だったトムテたちは、家に住み着いてその家や家族を守ってくれると信じられてきました。今でも、クリスマスイブには家の軒先にトムテたちの大好物と言われるミルク粥をお供えし、家族もその日は皆でミルク粥を食べるという習慣があります。
サンタクロースの故郷といえば、「ラップランド」地方と言われる北欧の北極圏と言われています。正確には、このラップランド地方にあるフィンランドの「ロバニエミ」という小さな街にサンタクロースの家があると言われています。こちらに紹介するクリスマスアイテムは、このロバニエミ市にある小さな工房のアイテムです。そんな風に昔から人々に愛されてきたトムテたち。見れば見るほど愛らしい北欧トムテ、北欧の職人たちが心をこめて手作りしました。
Leelia Ojala
レリア・オヤラは、生まれも育ちもフィンランドの北極圏、ランプランドです。起業家の両親のもとに育ち、学生時代は経済学を学んだ後、デザインにも興味を持つようになりました。自分の故郷であるラップランド、そして本場フィンランドの美しいクリスマスの文化、デザインを世界中に届けたいと考え、ヴェンラを創業しました。現在は、ヴェンラ製品のデザイン、製造の傍ら、ラップランド大学でアートコースの教鞭をとり、後進の育成にも努めています。
Venla(ヴェンラ)
ヴェンラは、サンタクロースが住むといわれるフィンランドの北、北極圏内にあるロバニエミという小さな町にある家族経営の会社です。1982年に創業し、以来美しいクリスマスデコレーションを世界中に届けています。「木から得る経験」をスローガンに、デザイナーであるレリアと、製造担当のマルコが作り出すクリスマスアイテムたち。サンタクロースが住む町から、ナチュラルで愛らしい、本物のクリスマスアイテムをお届けします。